M5StcikC 心拍計のログ、ジョグ、握り方バリエーション
安静時のログのときに 「力の入れ具合でセンサー出力に影響あるかな」という感じだったので、 ジョグのときにケースの握り方に変化つけてログをとってみました。
ジョグのときは以下のように M5StickC の液晶が内側に向くように逆手で持っています。
プロッター表示
雑感
日中の場合は、ざっと見た感じで、走っている間はとくに違いは感じられないように思えます。 走った後に注目してみると、強く握っている方はセンサーの値が平坦になっているようです。 強く握りすぎて血行が悪くなったのでしょうか?
夜間の方は、ログをとっているときにバッテリーが切れしまったので、今回はゆるく握っているときだけ掲載してあります。
後日ログを取り直して更新します。
夜間のログをとりなおしてみました。
まず、日中に比べて全体的にセンサー出力が高くなっていますが、これは日光の有無によるものです。 この点については要因は判明しているので、とりあずはそのままにしてあります。
続いて、今回の主題である握り方についてですが。。。 ゆるく握る方は、「どのくらいゆるく握るか」というのでちょっと迷ってしまってからのスタートだったので、 握り方が安定しなかったのか全体的にうねりながら上昇していっています。 また、強く握る方は、強く握りすぎて途中でケースの蓋がゴリっといってしまったのですが、 その影響がはっきりと出てしまいました。 よって、全体的に見るとセンサー出力が安定していないのですが、 数秒単位にズームして比較してみた場合、 やはり大きな違いはないように思えます。
あとは、単純にジョグのときの動作記録として見た場合、 やはり波形のピーク検出の取りこぼしが多いのは致命的ですね。。。 ピーク検出の閾値による判定で、閾値を越えられなかった後に暫く波形が検出できなくなるようなので、 その辺を改善していきたいなとは思っています。
また、「走っているときとそれ以外でセンサーの値に変動があるように見える」という点も気になります。 おそらくですが、腕を「曲げてる/伸ばしている」で違いが出ているのでないかと思いますので、 この点でも比較できるログをとっていきたいと思います。
2020-09-16 追記: 腕の曲げ伸ばし状態のログ、安静時の握り方についてのログもとってみました。
元データ
- hrm_dev_log_2020_09_13_jog_daytime_cloudy_grip_case_loosely.jsonl
- hrm_dev_log_2020_09_13_jog_daytime_cloudy_grip_case_tightly.jsonl
- hrm_dev_log_2020_09_16_jog_night_grip_case_loosely.jsonl
- hrm_dev_log_2020_09_16_jog_night_grip_case_tightly.jsonl
データのライセンス: Copyright © 2020 hankei6km CC BY 4.0
プロッターに表示していない項目(millis
,accX
,accY
,accZ
,pitch
,roll
,yaw
,bpm
,peekN
)も含まれています。
millis
は uint16
として扱ってしまっているので、正しい値になっていません。